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2026-06-20 (土) · 14:43

りょうや テキスト
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変わり続ける街と、変わらない場所。――エチオピア、ただいま。

エチオピアに暮らしていると、数週間目を離しただけで街並みがガラリと変わることがある。 少し前にあったはずの景色が、あっさりと書き換えられてしまうのだ。

数階建てのビルがいつの間にか立ち上がっていたり、行きつけだった野菜屋さんが道路拡張のために取り壊されていたり。市場に行けば、ぶら下がっている牛肉の価格が前回の2倍になっていた、なんてこともここでは珍しくない。最初は驚いていたけれど、今では当たり前に受け入れている。

今回の休暇から戻ってきたときも、やっぱり街は動いていた。 自宅の周辺を歩くだけでも、かつてインド料理屋だった場所が新しいマッサージ屋に変わっている。この間までローカルなバラックが並んでいた場所には、すでに通信会社の立派な高層ビルがそびえ立っていた。

お気に入りのカフェ「モカピア」のドアを開けたときも、小さな変化に気づく。

以前は上品な二重構造のコーヒーグラスが使われていたのだけれど、今回はまた違った方向性でおしゃれな、カッティングの入ったガラスに変わっていた。

ここは、マコと一緒に見つけて開拓した、お互いにとって思い入れのある大切な場所だ。 グラスのデザインは変わっても、迎えてくれる店員さんはあの時のままだった。 それだけではない。コーヒーの美味しさも、贅沢なボリュームも、心地よいサービスも、何ひとつ変わっていなかった。 もちろん、外に出れば相変わらず一筋縄ではいかない現実が待っている。

裏道を歩けば相変わらず「China!! China!! Money!!」とアジア人蔑視の声が飛んでくるし、排気ガスと砂埃のせいで、乾燥した喉がひりつく不快感も当時のままだ。 それでも、すべてが目まぐるしく変わり、少しの理不尽さが残るこの街だからこそ、ドアを一枚隔てた先にある「変わらない場所」の存在が、じんわりと身体に染みる。 またここに戻ってこれたな、と思わせてくれる場所が、今日も変わらず迎えてくれた。

Ethiopia エチオピア生活 Mochapia カフェ アフリカ 休日

  • りょうや
    値段もカフェラテ込みで779ブル。2枚のボリューム満点ワッフルも苦しさを感じずに完食できました。
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